バイクカバーは付け外しを行う際の擦れや、転倒による破れ、エンジン・マフラーの熱により穴などが空いてしまうことがあります。
バイクカバーが破れてしまうと雨水や砂埃が侵入し、洗車の頻度が多くなるだけで無く、穴が開いた場所によってはバイクに錆が発生したりと、良いことは一つもありません。
また、撥水加工が施されたバイクカバーの価格は6,000円程度と、少しの損傷で新調するにはもったいないです。
そこで今回は、バイクカバーの補修におすすめな補修剤と、補修方法の紹介をした記事になります。
補修に向いているテープ
バイクカバーの破れ・穴空きには、これらの補修テープが用いられることが多いです。
記事ではT-REX(ブチルテープ)を紹介していましたが、ブチルが破れたカバーの隙間から車体に付着する可能性があるため、テントの補修などにも使えるダクトテープ(アサヒペンのパワーテープ)が安価で耐久性もよく、おすすめです。(2024.02.21追記)
ブチルゴムは製造業でも多く使われており、自動車のフロントガラスやリアガラスの接着に使われる程、強力且つ防水性に優れています。
いずれのテープも、ホームセンターでも販売されているため、手軽に入手することが可能です。
また、以下のテープはバイクカバーに貼り付かない、剥がれやすい・耐久性に乏しいといったことがあるため、補修には向いていません。
補修方法
今回補修に使ったテープは、こちらの”T-REX ウォータープルーフテープ TW-053”
ブチルゴムが接着面に用いられているテープです。
箱を開けると接着の強さから、テープ側面が外箱に貼り付かないように包まれていました。
ブチルゴムの性質上、貼り付けた物を非常に強力な粘りで接着させます。
拡大してみると、テープ側面のブチルゴムだけでくっついているのが分かります。
バイクカバーが破れているのは、ハンドルバーエンド部。
テープを貼り付ける前に、接着面をきれいにすることが大切です。
バイクカバーが裂けている箇所周辺を濡れたタオル等で拭きます。
油分が付着している場合は、パーツクリーナーを使って除去しましょう。
購入したブチルゴムテープを貼り付けます。
私が使っているバイクカバーのバーエンド部は、内部の空気循環用としてカバーが2重になっているので、外側に貼り付けました。
別の箇所は、カバー内側から補修し完了。
接着面が見えていますが、すぐに砂埃などが付着するので、他の場所に張り付く事もありません。
バイクカバー補修方法まとめ
バイクカバーの補修におすすめするブチルゴムテープの紹介と、補修方法について記事にしました。
バイクカバーの多少の破れ・擦れ・穴空きは、カバーを新調する前に補修してみることをおすすめします。
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