バイク用品をインターネット通販で購入したことはありますか?
もしかしたら、その商品、ニセモノかもしれません。
この記事では模倣品を買わないために、私たちにできる対策を紹介しています。
記事を公開する理由
先日、Twitterでバイク用品でおなじみのタナックスさんが、以下のTweetをしていました。
タナックスよりお知らせ
— タナックス営業部【微公式】 (@tanaxsales) October 14, 2020
弊社ミラー・バッグなど製品意匠の模倣品や類似の取り付けベルトなどが増えてきております
弊社製品と間違えクレーム対応依頼として製品が送られてくることも増えて参りました
特に通信販売でのご購入はご注意をいただき弊社製品と確認の上ご購入をお願いします#RTお願い pic.twitter.com/acgceWmmA1
模倣品は価格が少し安いだけで、その他のメリットは一つもありません。
耐久性や安全性が考慮されていない素材が使われていることが多く、走行中に破損し、それが原因で事故に到る可能性もあります。
当然ながら、模倣品を使ったことにより発生した事故は、メーカーでの原因調査や修理の対応をすることはできないため、購入した人が損をするという結果になります。
そのような事態にならないために、私たちは購入先の見極めが必要です。
そのため今回は、バイク用品を安心して購入できるインターネット販売サイトを紹介しています。
安心して購入できる販売サイト
初めて利用する通販サイトで、きちんと商品が届くか不安になった事があるのではないでしょうか。
それと同様に、バイク用品もどの通販サイトで購入するのが安心か、分からない場合が多いと思います。
そんな時は、これから紹介するサイト・購入方法を参考にしてみてください。
尚、この章ではバイク用品を専門に取り扱っているサイトのみ紹介しています。
- 同じ商品が検索結果にいくつも並ばない。(プロモーション商品は除く)
- 車種や年式でパーツの検索ができる。
- 自分のバイクに装着できるか調べることができる。
- オンラインショップ限定のセールを行っている場合がある。
NAPS(ナップス)
ナップスは全国各地の店舗だけでなく、オンラインストアでもバイク用品の販売をおこなっています。
オンラインストアでは通常販売品の他、型落ち品や展示品・限定在庫品などを、オンラインストアのみでアウトレットセールとして販売しています。
また、オンラインストアで購入したパーツは、納品書と一緒に店舗に持ち込む事で、店舗購入時と同じ工賃で取り付けをしてもらうことが可能です。
ただし、オンラインショップと実店舗、それぞれで獲得したポイントに互換性は無いため注意が必要です。
Webike(ウェビック)
バイク用品販売の他、中古バイクの掲載・情報発信などを行っているサイトです。
ナップスとは違い、実店舗はありませんが、全ての商品(車両を除く)の販売・発送共にWebikeが行っているため、安心して購入する事ができます。
Webikeの特徴は、ポイント還元率が非常に高いことです。
継続してバイク用品を購入することがあるならば、是非ともチェックするべきサイトです。
この他、バイクをWebike経由で購入することにより「お祝いポイント」が付与されるため、バイク用品の購入に利用することができたり、純正部品の注文などもすることが可能です。
大手通販サイトで購入する場合
それでもやはり、様々な理由で大手通販サイト(amazonや楽天・ Yahoo!ショッピング等)でバイク用品を購入したい場合があると思います。
その場合は、以下の点に注意して購入することで、模倣品を購入してしまう可能性を低くすることが可能です。
販売元に注意する
商品をカートに入れる際に、販売元情報を確認しましょう。
以下の場合はほぼ間違い無く、正規品を取り扱っている販売元になります。
- 販売・発送元がamazonなどの通販サイトになっている。
- ローカル(全国展開していない)店舗などが掲載・販売している。
- 製造メーカーが直接掲載・販売をしている。
その中でも2項と3項については、店舗の名称を確認するだけで無く、販売元情報を確認し、住所や電話番号・代表者名が店舗やメーカーのHPに記載されている情報と一致するか、確認することが大切です。
レビューは当てにしない
世の中にはサクラレビューと呼ばれる、嘘が書かれた口コミや、有償で依頼し投稿された口コミが多く存在しています。
バイク用品にも多くのサクラレビューが記載されていることが多いため、「評価が高いから問題ないだろう」と安直な考えで購入することは危険です。
高評価ばかりが付けられている商品や、近い日付のレビューが多い商品は、正規品で無い可能性があるため、注意が必要です。
バイク用品の模倣品を買わないためにできる対策まとめ
バイク用品の模倣品・模造品・偽物を掴まされないための方法を紹介しました。
正規品ではない物は、安全性や耐久性・品質など全てにおいて粗悪なものが多く、販売者意外に得する人は誰もいません。
そのため、インターネット通販でバイク用品を購入する場合は、きちんと販売元を確認することが大切です。
「偽物と分かって使っているから自分は良い。」という認識も改め、正規品を使うことを心がけましょう。何より正規品を買うことが、企業の発展・製品の進化につながります。
他にも「こんなことに注意した方がいいよ!」という点がありましたら、コメントをお待ちしております。
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