ヘルメットを購入する際、何を重視して選んでいますか?
バイクとのマッチングを考えたデザイン・タイプ・形状など、様々なポイントがあると思います。
しかし、実際に購入する際に、価格を優先してインターネットで購入することは、おすすめできません。
ヘルメットは、バイク用品店でフィッティングをして、購入することこそが後悔しない買い方です。
記事本文では、フィッティングとは何なのか、他の店舗で購入した場合のメリット・デメリットは無いのか、記載しています。
フィッティングとは?
フィッティングとは、簡単に言うと、一人ひとりの頭の形に合わせた、ヘルメットのサイズ選定・内部の厚みを調整する作業です。
人の頭は千差万別なのに対し、ヘルメットはサイズの違いがあるだけで、内部は汎用性の効く構造になっています。
フィッティングをせずに購入した場合、微妙にサイズが合わなかったり、ヘルメットの重みが一点に集中するなどして、頭痛の原因になります。
この様な事態を防ぐため、頭のサイズ・形状に合わせたサイズ選び、スポンジを追加するなどをして隙間調整をおこなうのです。
また、顎周りの形状によっては、チークパッドのサイズ変更もするため「Araiは良くてもSHOEIは自分に合わない。」といったことが無くなります。
ヘルメットの購入先
筆者は、バイク用品店で購入することを強くおすすめしますが、他の購入方法についても、メリット・デメリットがありますので、ご紹介します。
- バイク販売店(ディーラー・中古バイクショップ)
- バイク用品店(新品を取り扱う店舗)
- インターネット通販(新品)
- バイク用品店・オークション等(中古)
知人から譲り受ける場合などを除き、相当額を支出して購入する方法をあげました。
バイク販売店(ディーラー・中古バイクショップ)
バイク販売店で購入する場合の、最も高いメリットとしては、納車前に店舗に置いてあるバイクを見て、デザインがマッチするヘルメットを選べることだと思います。
しかし、販売店ではイベント等で、フィッティング作業を実施することもありますが、ヘルメットが欲しいタイミングで実施することは少ないと思います。
バイク用品店(新品を取り扱う店舗)
今回のポイントとしている、フィッティング作業に対応しているのは、バイク用品店(新品購入時)のみです。
全国に展開しているバイク用品店(ナップス・2りんかん・ライコランド等)であれば、無償で頭部の測定から、サイズ選び・隙間調整などをおこなってもらえます。
ただし、店舗によってはヘルメットのメーカーを限定している場合もありますので、事前に確認をしておきましょう。
Arai,SHOEIは対応している店舗が多いですが、OGK Kabutoは対応していない店舗もあります。
インターネット通販
言わずと知れた、新品のヘルメットを最も安く購入できる方法です。
インターネットから購入する場合は、画像と現物で色味・光沢感が違ってくるので、注意が必要です。
スマホのカメラなどで頭部の形状・サイズをスキャンして、完璧なフィッティングができる未来があれば、インターネット通販での購入もいいですね。
バイク用品店・オークション等(中古)
ヘルメットの中古を検討している人もいると思います。
そういった場合には、デメリットに記載した内容を覚悟をする事が必要です。
中でも注意するべきなのは、ヘルメットの内部が前使用者の頭部形状に変形している場合です。ヘルメットは長年使用していると内部のスポンジ等が変形し、使用者に合わせた形に馴染みます。
その状態のヘルメットを違う人が付けた場合、本体のサイズは合っていても、微妙な内部の変形により、衝撃が加わった(頭をぶつけた)際の衝撃吸収性能が落ちます。
絶対に後悔しないヘルメットの購入方法まとめ
後悔をしないヘルメットの買い方について紹介しました。
フィッティングをしていないヘルメットは、試着した段階では問題ないと感じても、長時間かぶっていると痛みが出てくることが多いです。
頭部の痛みは、バイクを運転する上で集中力を低下させ、事故の元となります。バイク用品店で専門スタッフのフィッティングを受けることをおすすめします。
また、ヘルメットを購入したら忘れてはいけないのが盗難対策です。こちらの記事も合わせて読みましょう。
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