あっ!ヘルメットが無い!そんな事態を簡単に防ぐ盗難対策を紹介

ヘルメットの盗難を防ぐ簡単な対策方法を紹介 維持管理
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ヘルメットの盗難について、考えたことはありますか?

もし、出先でヘルメットを盗難された場合、レッカーを呼ぶか、その場で新しいヘルメットを準備することになってしまいます。

今回は、そんな事態を避けるためには、どうすれば良いか記事にしています。

この記事を読むべき人は・・・
  • ヘルメットを購入する・した人
  • ヘルメットの盗難対策に悩んでいる人
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ヘルメットの盗難はどのくらい起きている?

TwitterなどのSNSで「ヘルメット 盗難」と検索すると、被害を受けた方が多くみられます。

「自分のヘルメットは大丈夫」「少しの時間だから問題ない」と、ミラーやシートの上に置いたことにより、盗まれてしうパターンが非常に多いです。

ヘルメットは中古でも高値で取引されることが多いため、転売目的で犯罪に手を汚す人がいます。

せっかく気に入って買った高いヘルメットですから、末長く使いたいですよね。

そのためには、自己防衛(盗難対策)をすることが非常に大切になってきます。

盗難されやすい場所

ヘルメットは、どんな場所で盗難されやすいと思いますか?

人気が少ない場所と考える方も多いと思いますが、実は、イベント会場などの人が多くいる場所でも、盗難被害が発生しています。

特に、自動車系のイベント会場では、ヘルメットの価値を知っている人が多くいるため、狙われやすい傾向にあります。

コンビニなどの、バイクの元にすぐに戻れる環境で、盗難される可能性は低いですが、目安として15分以上離れる・目に届かない場所に駐車する場合などには、必ず盗難対策をしましょう。

ヘルメットの置き場所

よく、ミラーにヘルメットを引っ掛けている光景をみますが、おすすめしません。

ヘルメットの内部は衝撃吸収のために、発泡スチロールが使われています。

ミラーに引っ掛けると、発泡スチロールが変形してしまうため、事故の際に本来の性能が発揮できなくなる恐れがあります。

そのため、ヘルメットの設置は以下の方法をおすすめし、それぞれ、手法をご紹介します。

  1. 車両サイドのヘルメットロックを使用する。
  2. シート上に置く。
  3. ハンドルとタンクの間に置く。
  4. トップケースに入れる。

車両サイドのヘルメットロックを使う

先ず、一番簡単なのは車両横にあるヘルメットロックを使う方法。

ヘルメットのDリング(顎紐に付いている鉄製のリング)を引っ掛けて使います。

しかし、車種によっては標準装備されていないバイクがありますので、社外品のヘルメットロックを使うと、安く・簡単に取り付けることができます。

  • 鍵1本で盗難対策ができる。
  • 目立たないのでバイクのデザインを崩さない。
  • ヘルメットによってはDリングがはまらない。
  • ヘルメットロック本体が破壊されたケースは存在する

シートの上に設置

これはヘルメットロックとワイヤーを用いた方法です。

ワイヤーの両端が輪になっている物を使い、片方は前途のヘルメットロックへ。
もう一方はヘルメットのDリングに通し、をシートの上に設置します。

  • シートの上に置くため傷の心配は無い。
  • どんなヘルメットでも対応可能。
  • 風などで落下する可能性は否めない。
  • ワイヤーを切られてしまったら盗まれる可能性はある。

ハンドルとタンクの間に設置

次に紹介するのは、鍵付きワイヤーを使用した方法です。(ワイヤー+鍵でも可)

ヘルメットとハンドルをワイヤーで括り付けて固定します。

この方法を用いる際は、知恵の輪のように外されることが無いように、ハンドルの固定部の間にワイヤーを通しましょう。

  • 他と比べ、ヘルメットを安定して置ける。
  • 車種が変わっても使える。
  • タンクに傷がつく可能性がある。
  • 硬いワイヤーだと取り回しが難しい。

トップケースの中に入れる

外出時のヘルメット盗難から守る方法としては、これが最強だと思います。

他人の目からヘルメット本体を隠すことにより、ヘルメットの価値を判断できないため、盗まれることは無いでしょう。

  • ヘルメットが見えないので、盗まれる確率はほぼゼロ。
  • トップケースに入れるだけなので楽。
  • 旅行時などの荷物の収納としても使える。
  • トップケースでバイクのデザイン性を損なう場合がある。
  • 盗難対策の点だけで考えると、高価な手法。

インカムなど装飾品の盗難にも注意しよう

ここまで、ヘルメット本体の盗難対策に着目してきましたが、アクセサリーの盗難にも注意が必要です。

ヘルメットを露出した状態でロックをかける場合、インカム・アクションカメラ(GoPro,OSMO Action等)は、必ず取り外し、持ち歩くことを心がけましょう。

物の価値を知っている人であれば、ヘルメット本体よりも、簡単に盗むことができる、インカムなどを狙っている場合があります。

ヘルメットの盗難防止まとめ

これまで紹介してきた他に、ポイントとして、盗難防止用品(鍵・ワイヤーなど)を選ぶときは、可能な限り派手なものを選びましょう。

遠い場所からでも「対策をしているぞ!」と見せ付けることで、犯人を寄せつけない効果があります。

最後に、出先でヘルメットの盗難に合うと、良いことは一つもありません。

トップケースを取り付けることを除けば、いずれも数千円でできるので、 必ず対策を行うことをおすすめします。

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