50cc〜125ccのナンバープレートは簡単に取得できることを、ご存知ですか?
何かとバイクを購入する際は費用がかさみます。少しでも抑えるために、ご自分でナンバープレートを取得してみてはいかがでしょうか?
今回は取得方法と必要な物について解説していきます。
これからバイクの購入・譲渡を予定されている方、必見です!
自宅の最寄りの市役所で取得できる
自動車・バイク共に、ナンバープレートを管理しているのは陸運局(正式名称:地方運輸局)と呼ばれる行政機関です。
しかし、125ccまでのバイクのナンバープレートを管理しているのは市役所です。
そのため、50cc〜125ccまでのバイクのナンバープレートを取得や名義変更をしたい場合は、住民票に登録している住所から最も近い市役所の税金関連の窓口に行きましょう。
窓口の空き状況にもよりますが、書類に不備が無ければ、数分〜数十分でナンバープレートを受け取ることができます。
必要書類
ここからは、バイクの入手方法別に、それぞれの必要書類を紹介します。
店舗で購入する場合
店舗でバイクを購入する場合、納車費用の一部としてナンバープレートの取得費用(代行手数料)がかかります。
見積書を出してもらう前に、店員に「自分でナンバープレートを取得したい。」と伝えましょう。
店舗としては利益の一部になりますが、費用を削減する事も購入者の権利ですので、店員の顔色を気にする必要はありません。
購入することが決まったら、ご自身で自宅から最寄りの市役所でナンバープレート取得の手続きをすることになります。
必要書類と印鑑を準備しましょう。
1. | 販売証明書 | (お店に発行してもらう) |
2. | 印鑑 | (認印でOK) |
3. | 本人確認書類 | (住民票・免許証などの身分証明書) |
販売証明書とは、お店が「この車体番号のバイクをこの人に売りました」という証明書です。
ご自身でナンバーを取得する事を伝えれば、自然な流れで販売証明書を渡してもらえることが多いですが、念のため、手続き中に「販売証明書をください。」と伝えましょう。
販売証明書を受け突ったら、市役所の税金関連の窓口まで行き、手続きを済ませてナンバーを受け取ります。
譲り受ける場合(2パターン)
次に、他人からバイクを売ってもらった・譲ってもらったパターン。
この場合も市役所で手続きすることになりますが、ナンバーが有る場合と、ナンバーが無い場合で用意する書類が違ってきますので、説明します。
また、近年はフレームナンバーの写し(石刷り)は不要とされていますが、市町村によっては必要になる場合があります。窓口で確認しましょう。
1.ナンバーがある場合
ナンバープレートがある場合は、名義変更の手続きとなります。
名義変更に必要となる物は以下の5点
1. | 今ついているナンバープレート | (紛失した場合はなくてもOK) |
2. | 標識交付証明書 | (バイクの登録証) |
3. | 譲渡証明書 | (旧所有者から新所有者に譲渡する事を証明する書類) |
4. | 印鑑 | (認印でOK) |
5. | 本人確認書類 | (住民票・免許証などの身分証明書) |
1〜3は旧所有者に準備してもらいましょう。
譲渡証明書はインターネット上からダウンロード・印刷し、必要事項を記入します。
書類全てが揃ったら、譲り受けた側の人の最寄りの市役所で手続きをおこないます。
2.ナンバーがない(廃車登録済み)の場合
バイクが廃車登録済みの場合は、必要書類が変わってきます。
1. | 廃車書 | |
2. | 譲渡証明書 | (廃車書が譲渡証明書となっている場合もある) |
3. | 軽自動車税申告書兼標識交付申請書 | (市ごとに専用フォームがあります) |
4. | 印鑑 | (認印でOK) |
5. | 本人確認書類 | (住民票・免許証などの身分証明書) |
廃車書は、旧所有者がナンバープレートを返還した際に発行される書類です。必ず旧所有者から受け取りましょう。
また、廃車書に譲渡記入欄がある場合は、2の譲渡証明書は不要です。
軽自動車税申告書兼標識交付申請書は、市ごとに専用のフォームがありますので、ダウンロードまたは、窓口で書類を受け取り、記入しましょう。
125ccまでのナンバーは市役所で取れる:まとめ
125ccまでのバイクのナンバープレート取得方法を説明しました。
数枚の書類を揃えるだけで、ナンバー取得費用を抑えることができますので、ぜひチャレンジされる事をおすすめします。
また、バイクのナンバー取得・名義変更をした場合は、強制加入保険である自賠責保険に加入する事を忘れずにしましょう。
また、万が一のために、任意保険に加入することもお勧めします。
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