ヘルメットの盗難について、考えたことはありますか?
もし、出先でヘルメットを盗難された場合、レッカーを呼ぶか、その場で新しいヘルメットを準備することになってしまいます。
今回は、そんな事態を避けるためには、どうすれば良いか記事にしています。
ヘルメットの盗難はどのくらい起きている?
TwitterなどのSNSで「ヘルメット 盗難」と検索すると、被害を受けた方が多くみられます。
「自分のヘルメットは大丈夫」「少しの時間だから問題ない」と、ミラーやシートの上に置いたことにより、盗まれてしうパターンが非常に多いです。
ヘルメット盗難されたんだがぁ…
— アスラ@Ninja1000 (@ASURA_Ninja) December 17, 2019
ミラーにかけとくんじゃなかった😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭 pic.twitter.com/yDMKB7KgNm
友達のヘルメットが盗難されました。
— 🍋りょー🍋 (@gsryooo) October 17, 2019
艶ありの黒の【X-Fourteen】で、ステッカーも貼ってあり結構特徴はあるので、バイク乗りの方なら見分けがつきやすい思います。
もし路上やヤフオクやメルカリで見かけた方はご連絡ください。よろしくお願いします。 pic.twitter.com/5RwMa78LaX
ヘルメットは中古でも高値で取引されることが多いため、転売目的で犯罪に手を汚す人がいます。
せっかく気に入って買った高いヘルメットですから、末長く使いたいですよね。
そのためには、自己防衛(盗難対策)をすることが非常に大切になってきます。
盗難されやすい場所
ヘルメットは、どんな場所で盗難されやすいと思いますか?
人気が少ない場所と考える方も多いと思いますが、実は、イベント会場などの人が多くいる場所でも、盗難被害が発生しています。
【鈴鹿サーキットへバイクで観戦に行かれてる方へ】
— RIDE IN@2020年全日本ロードレース選手権参戦報告会2/21(金)桐生プリオパレスにて開催! (@RIDEIN_R50) July 28, 2019
とても残念な事ですが駐車場内でヘルメットなどの盗難が発生しているようです💦この際ちょっと邪魔でもヘルメットなどの装備は持ち歩くなどの自己防衛策を‼️現地の皆さんが楽しく気持ち良い一日を過ごせますように😆👍#鈴鹿8耐 #無双感ハンパない
特に、自動車系のイベント会場では、ヘルメットの価値を知っている人が多くいるため、狙われやすい傾向にあります。
コンビニなどの、バイクの元にすぐに戻れる環境で、盗難される可能性は低いですが、目安として15分以上離れる・目に届かない場所に駐車する場合などには、必ず盗難対策をしましょう。
ヘルメットの置き場所
よく、ミラーにヘルメットを引っ掛けている光景をみますが、おすすめしません。
ヘルメットの内部は衝撃吸収のために、発泡スチロールが使われています。
ミラーに引っ掛けると、発泡スチロールが変形してしまうため、事故の際に本来の性能が発揮できなくなる恐れがあります。
そのため、ヘルメットの設置は以下の方法をおすすめし、それぞれ、手法をご紹介します。
- 車両サイドのヘルメットロックを使用する。
- シート上に置く。
- ハンドルとタンクの間に置く。
- トップケースに入れる。
車両サイドのヘルメットロックを使う
先ず、一番簡単なのは車両横にあるヘルメットロックを使う方法。
ヘルメットのDリング(顎紐に付いている鉄製のリング)を引っ掛けて使います。
しかし、車種によっては標準装備されていないバイクがありますので、社外品のヘルメットロックを使うと、安く・簡単に取り付けることができます。
シートの上に設置
これはヘルメットロックとワイヤーを用いた方法です。
ワイヤーの両端が輪になっている物を使い、片方は前途のヘルメットロックへ。
もう一方はヘルメットのDリングに通し、をシートの上に設置します。
ハンドルとタンクの間に設置
次に紹介するのは、鍵付きワイヤーを使用した方法です。(ワイヤー+鍵でも可)
ヘルメットとハンドルをワイヤーで括り付けて固定します。
この方法を用いる際は、知恵の輪のように外されることが無いように、ハンドルの固定部の間にワイヤーを通しましょう。
トップケースの中に入れる
外出時のヘルメット盗難から守る方法としては、これが最強だと思います。
他人の目からヘルメット本体を隠すことにより、ヘルメットの価値を判断できないため、盗まれることは無いでしょう。
インカムなど装飾品の盗難にも注意しよう
ここまで、ヘルメット本体の盗難対策に着目してきましたが、アクセサリーの盗難にも注意が必要です。
ヘルメットを露出した状態でロックをかける場合、インカム・アクションカメラ(GoPro,OSMO Action等)は、必ず取り外し、持ち歩くことを心がけましょう。
物の価値を知っている人であれば、ヘルメット本体よりも、簡単に盗むことができる、インカムなどを狙っている場合があります。
ヘルメットの盗難防止まとめ
これまで紹介してきた他に、ポイントとして、盗難防止用品(鍵・ワイヤーなど)を選ぶときは、可能な限り派手なものを選びましょう。
遠い場所からでも「対策をしているぞ!」と見せ付けることで、犯人を寄せつけない効果があります。
最後に、出先でヘルメットの盗難に合うと、良いことは一つもありません。
トップケースを取り付けることを除けば、いずれも数千円でできるので、 必ず対策を行うことをおすすめします。
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