【バイク購入orレンタルバイク】気になる費用を徹底比較

【バイク購入orレンタルバイク】気になる費用を徹底比較 バイク選び
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バイクに乗りたいけれど、レンタルと購入どちらにするべきか迷っていますか?

この記事では、バイクを購入した場合にかかる費用・維持費と、レンタルする場合にかかる費用を比較しています。

この記事を読むべき人は・・・
  • 費用面でレンタルバイクと購入、どちらにするべきか悩んでいる人
  • 費用を抑えてバイクに乗りたい人
  • それぞれのメリット、デメリットを知りたい人
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まずは結論から

今回の記事は長くなるため結論から。

バイクを購入して維持していく場合と、バイクをレンタルし続けた場合の費用を比較すると、バイクを購入することがおすすめ

ただし、バイクに乗る機会が少ない場合はレンタルバイクがおすすめです。

詳しい理由や費用については続きをご覧ください。

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比較をするための前提条件

バイクを購入した場合と、レンタル費用の比較をするための前提条件を記載しておきます。

  1. 「バイク購入費を含む、維持費の全てで3年間に必要な費用」と「レンタルバイクを3年間、週に1度、借りた場合の費用」を比較
  2. 比較をするバイクはCB400SF
  3. 年間走行距離は6,000km(維持費に影響)
  4. ガソリン代は同額とするため集計外

バイクを購入した場合にかかる費用・維持費

初めに、バイクを購入した場合に発生する費用(目安)を見ていきます。

バイクの購入には車両代金の他、納車整備費用や登録手数料などが必要になります。

また、レンタルバイクとは違い、任意保険への加入が必要になりますので、維持費の一部として加算をします。

CB400SF車両価格¥928,4002021年モデル(値引無し価格)
納車整備費用¥100,000初回の車検に必要な法定費用など含む
点検整備費用¥89,0003年分のメンテナンスパック(*1)加入費用(店舗によって金額は異なる)
任意保険加入¥90,0003年分(¥30,000/y)
車検法定費用¥19,1903年目の車検に必要な法定費用
小計¥1,226,590

(*1)メンテナンスパック:6ヶ月点検・1年点検・3年目の車検の整備点検費用をセットにしたサービス

これらに加えて、3年間バイクを維持していくためには、エンジンオイルやタイヤの交換が必要になります。

以下の表は、年間走行距離が6,000kmで、3年間バイクを維持する場合に想定される、最低限のメンテナンスです。

エンジンオイル交換¥9,000CB400SF推奨オイルG3(¥3,000/回)(メンテナンスパックに含まれるG1との差額分を支払い)
エンジンオイル・フィルター交換¥12,600(¥4,200/回)
タイヤ交換¥40,0003年間の走行距離が18,000kmとすると、最低1度は交換。
ブレーキパッド交換¥8,000同上
バッテリー交換¥14,000バッテリー寿命:3年
盗難対策¥15,000バイクカバー・車輪前後の鍵
小計¥83,600

注:これら以外のメンテナンスや修理が必要になる可能性も十分にありえます。

これらの費用を合計すると、バイクを購入した場合に3年間で必要になる維持費は、¥1,325,190

レンタルバイクにかかる費用

CB400SFを3年の間、毎週末バイクを借りた場合にかかる費用です。(対人・対物保険含む)

レンタル元は、Honda Dreamで行われているレンタルバイクサービス「HondaGo」としています。

8時間レンタル料金費用合計
¥11,000×52×3=¥1,716,000

ただし、対人対物の補償しかされないため、立ちゴケや転倒などの事故でバイクを損傷させた場合、修理費用・営業補償は実費請求されます。

営業補償とは:バイクの修理が完了するまでの間、貸し出しができないことにより生じた損失の補償

そのため、これらの費用も補償されるプランが用意されています。

名称保険料詳細
車両保険¥1,664車両金額の20%を超えた場合に、修理費用の一部を補償
安心補償GO¥6,664全ての修理費用・営業補償の負担が無し

バイクに慣れていない初心者や、普段乗らないスタイルのバイク・攻めた運転をする場合は、全てが補償される「安心補償GO」に加入することが最善かもしれません。

バイクを購入した場合に加入する任意保険も、通常は車両保険に加入できないため、今回の比較では、レンタルバイク側も車両保険に加入しない金額で比較します。

2つのパターンを比較

「バイクを購入して、3年間維持した場合に必要な費用」と、「レンタルバイクを3年間、毎週借り続けた場合に必要な費用」が出揃いました。

バイク購入レンタルバイク
3年間で最低限必要な費用¥1,325,190¥1,716,000

今回、比較をした条件では、圧倒的にバイクを購入した方が安く維持できることが分かりました。

ただし、バイクを購入した場合に必要な保管場所の金額は含めていないため、注意が必要です。

駐車料金が月額5,000円の場合、3年間で180,000円必要になり、レンタルバイクとの差が縮まります。(駐車場代込:1,505,190円)

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何回以下のレンタルならばお得なのか?

3年間で何回以下のレンタルであれば、バイクを購入するよりも費用を安く抑えることができるでしょうか。

バイクを購入した場合に発生する費用(¥1,325,190)以下であれば、お得とも思えます。

しかし、バイクを購入すると、乗らなくなった時に売却をすることができます。3年間乗った後に4割の金額で売却できたとした場合、以下の様な結果となります。

バイク購入時
3年間で必要な費用
バイク売却額
(新車価格の4割)
バイク売却後
3年間で要した費用
¥1,325,190¥371,360=¥953,830
レンタル費用
(8時間)
3年間のレンタル回数
¥953,830÷¥11,000÷86.7

3年間で86回以下(1ヶ月あたり2〜3回)のレンタルであれば、安くバイクに乗れることになります。

また、レンタル料金の安いバイクを借りることで、レンタル回数を増やすことができます。

レンタルバイクor購入どっちが安い?費用を比較まとめ

バイクを購入した場合と、レンタルバイクを続けた場合にかかる費用の比較をしました。

レンタルバイク・購入 費用比較まとめ
  • 費用面での比較では、バイクを購入した方がお得
    • バイク購入・維持にかかる費用は3年間でおおよそ ¥1,325,190
    • レンタルバイクを毎週末3年間借り続けた場合の費用は ¥1,716,000
  • 3年の間、月2〜3回の乗車頻度であれば、レンタルの方が安く乗ることができる。
  • レンタルバイクは立ちゴケ・事故をしたときの出費が痛手

最後に、バイクは趣味性の高い乗り物であるため、所有することに意味があり、満足感を得られるのだと感じます。

この理由から、レンタルバイクはバイク購入前の候補選びや、旅行先でのツーリングなどの使用をメインに活用することがベストだと、私は思います。

しかし、資金的にバイクを購入するのことが難しい場合、レンタルバイクを続けて楽しむのも良いでしょう。

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