バイクの走行動画をGoProや、SONYのアクションカメラで撮影したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、ヘルメットの様々な場所にマウントしたGoPro HERO9を使い、映り方の違いを紹介します。
記事の中では、各アクションカムに合うマウント方法や、撮影をする目的に合ったマウント方法も紹介していますので、この記事で、あなたにぴったりのヘルメットマウント方法・アクションカムを見つけましょう!
代表的な3つのマウントと映り方
アクションカメラをヘルメットに取り付ける位置は、大きく分けて3ヶ所あります。
- 頭頂マウント
- サイドマウント
- 顎マウント
この3つのマウント方法によって撮影された映像の違いや、各アクションカムに合ったマウント方法などを含め、紹介をしています。
尚、全ての写真は以下の設定にて撮影しています。
- 画質:2.4K
- 画角:Super View
- 手ブレ補正:Boost 3.0
- 歪み補正:OFF
※画質は画角に影響しません。(1080pでも画角は同一)
頭頂マウント
あらゆるカメラでマウントがしやすい、頭頂部へ取り付ける方法。
GoProやOSMO Action、SONYのアクションカムなど、カメラの形状を問わずにマウントができる取り付け方法です。
カーブ(曲面)マウントを使えば、両面テープを使ってヘルメットに直接貼り付けることが可能なため、簡単に走行動画の撮影ができます。
撮影される映像は、頭頂部にカメラを取り付けることにより、他のマウント方法には負けない良い景色を撮影することができ、バイクに乗った後も楽しめる映像を撮影できます。
悪い点をして、頭頂部へカメラを取り付けることにより空気抵抗を大きく受けるため、高速走行には向いていないと言えます。
また、カメラの取り付け位置から、対向車・後続車からの注目を浴びることが多くなります。
サイドマウント
サイドマウントはSONYのアクションカムなど、奥行きのあるカメラを取り付ける際に、ヘルメットの横にマウントする方法です。
逆に、GoProなどの幅広タイプのアクションカムには不向きな取り付け方法と言えます。
このマウント方法の特徴は、ライダーの目線と同じ高さで撮影ができる点や、左側に取り付けたインカムに対し、アクションカムを右側に取り付けることにより、ヘルメットのバランスが取れることでしょう。
ただし、ヘルメットによって視界左側が遮られてしまうため、前方の景色を映像いっぱいに撮影したい人には不向きと言えます。
顎マウント
顎マウントはその名の通り、ヘルメットの顎部分にアクションカムを取り付けます。GoProやOSMO Actionなど、幅広タイプのアクションカムに向いたマウント方法です。
多くのYouTuberはこのマウント方法で撮影をしています。
顎マウントの利点は、何と言っても撮影した映像に臨場感が出ること。
景色よりも臨場感を大切にする場合や、スピードメーターやスロットルの動きも撮影したい人に向いています。
ただし、ヘルメットに取り付けをする際は、マウントベースの土台を作る必要があるため、他よりも手間のかかるマウント方法になります。
また、顎マウントはフルフェイスヘルメットでないと取り付けができないため、番人向けではないかもしれません。
どうしてもジェットヘルメットなどで、顎マウントと同じ位置で撮影がしたい場合は、エクステンションを使ってヘルメットの横から伸ばすことにより、撮影は可能です。
アクションカムのマウント場所による映り方の違いまとめ
アクションカムマウント方法による、映像の違いを紹介しました。
どのマウント方法も一長一短であり、撮影をする目的によって撮れる映像も違うため、”これがおすすめ”というのはありません。
そのため、まずは「撮影をする目的は何か?」からアクションカムを選び、その後にマウント方法を決めるのを、私はおすすめします。
また、ヘルメットは出先で駐輪する際の盗難防止対策が大切です。ヘルメット本体だけでなく、インカムやアクションカムまで盗られ、被害が大きくならない様、対策をしっかりと行いましょう。
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