OSMO ACTIONを1年以上使って分かった良し悪し

OSMO ACTIONを1年以上使って分かった良し悪し ガジェット
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レビュー

ここまでOSMO ACTIONが手元に来てからの問題を記載していましたが、ここからは本題のレビューに入ります。

主にバイクで使う方に向けた内容となっていますが、それ以外の全ユーザーにも共通する内容も記載しています。

Good Point

操作のしやすさ

「直感的に操作ができる」というのは、ユーザーにとっては大切なこと。

OSMO ACTIONは機能の切り替えなどが、その言葉の通りに行うことができます。

また、よくある操作のタイムラグ(反応速度が遅かったり)もほぼ無いため、イライラすることもなく各種設定の変更ができます。

熱暴走しない

売り文句の一つである冷却効率の良さについて。

OSMO ACTIONを様々な場面で使用してきましたが、これまでに撮影中に熱暴走をし、勝手に撮影が止まってしまうなんてことはありませんでした。

何かと比較をされるGoProは、本体温度が上昇して、勝手に電源が切れてしまうという話も多いです。

そのため、この点ではOSMO ACTIONが優れていると感じます。

マウント部品はGoProの物を流用できる

OSMO ACTIONに使われているフレームのマウント部は、GoProと同じ形状です。そのため、GoPro用に販売されているマウント部品を流用することができます

OSMO ACTIONやGoProの純正マウントは高価でなかなか手が出せません。

しかし、amazonなどで販売されている、中華製の格安のマウント部品が使えるため、これは相当な強みであると考えられます。

前面モニター

これは他の機種では無い機能。

定価が3万円代にも関わらず、GoProに劣らない機能に加え、カラーモニターが2つも付いているのはすごいことだと思います。

自撮りを目的としてアクションカメラを購入するのであれば、写りかたを確認しながら撮影ができるOSMO ACTIONはMust Buyだと思います。

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Bad Point

画角の狭さ

私はOSMO ACTIONをバイクのヘルメットに装着して、撮影をすることが多いです。そのため前方の景色がどれだけ広範囲に撮れるかを重視しています。

しかし、RockSteady(手ぶれ補正)をONにすると画像の様に、バイクのミラーすら写すことすらできず、景色も広範囲に撮影ができません

反対にRockSteadyをOFFにした場合は、画角(視野角)が広がりミラーを写すことはできますが、もちろん手ぶれ補正が効いていないため、道路に段差がある度に映像がブレブレになります。

OSMO ACTIONはレンズが交換できるため、将来的に広角レンズが発売されることを期待していましたが、1年以上が経過した時点で、その様な商品は社外品ですら販売されていないため、期待はできないでしょう。

一方で、GoProはOSMO ACTIONよりも画角が広く、手ブレ補正の強さを選べるため、画角の広さを求める場合には、GoPro一択と言えます。

個人的にその様な点で、OSMO ACTIONを購入したことを、本当に後悔してしまいます。

GoPro HERO7 BlackOSMO ACTION
視野角149.2°145°
手ブレ補正OFF時の視野角
角度が大きいほど画角(視野角)は広い

外部マイクアダプタの欠陥

このマイクアダプタには2つの欠陥があると言えます。

1つはマイクアダプタが外れやすく、撮影中にマイクの音声が途切れてしまうことです。

ピンマイクなどで音声を撮っている際に、内蔵マイクに切り替わってしまうと、聞き取りづらい音声に変わってしまいます。

そのため私は対策として、マイクアダプターを本体にマスキングテープで貼り付け、外れないようにして使っています。こんなことをしなければいけない本製品は、不良品といって良いほどのものだと感じます。


2つ目はマイクアダプタを使用した充電について。

このマイクアダプタを介して充電をする場合は、使えるケーブルに制約が発生します。

それは出力元のUSBがタイプAでなくてはならないこと。(USB Type-C→USB Type-Cのケーブルは不可。USB Type-A→USB Type-Cのみ対応)

最近では多くの充電ゲーブルがUSB Type-Cに絞られてきています。その様な中で電源の供給元がUSB Type-Aでないと、充電ができないというのは大変不便に感じます。

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