毎年3月上旬から5月上旬にかけて、スギ・ヒノキ花粉に悩まされていますか?
筆者は小学校低学年の頃から、学校には箱ティッシュを持参している程、長年悩み続けている花粉症患者ですが、当然バイクに乗り始めても、花粉によって辛い思いをすることがしばしばあります。
そんな筆者が、いくつかの対策をすることで、重症といえる花粉症を抑制することができた、翌年の花粉が飛散する前に知っておきたい!効果を感じられた花粉対策を紹介しています。
目の痒み対策
まずは花粉による目の痒み対策から紹介。
(鼻の症状については長くなるので、記事後半に記載しています。)
病院で処方される目薬について
耳鼻科で処方される目薬は私には効かないため、毎年ドラッグストアで目薬を購入しています。
ドラッグストアで販売されている、花粉やハウスダストによる目の痒みを抑える目薬は、800円程の商品が数多く販売されているため、昨年(2021年)まではその価格帯の目薬を使用していました。
しかし、起床時や外出前に目薬をしても、必ず目が痒くなってしまい、バイクを運転している時には目を開けていられない(と言ってもいい程の)状態になっていました。
目を開くことに意識を持っていかれてしまい、道路状況の把握が遅れて危険!
目薬はちょっと良いものを使う
そこで今年(2022年)は少し高価な目薬を購入し、使用し始めました。
起床後・外出前に挿しておけば、多少の目の痒みは起こるものの、1日バイクに乗っても目が重いなどの症状も現れにくく、痒くなった時に目薬を挿せばスッと収まる様になりました。
※体感には個人差があります。
これまでは高価な目薬に対して、「ボッタクリ」としか思っていませんでしたが、実際に使ってみて効果を感じられたため、「商品の売り文句はダテじゃないな。」と感じました。
目の痒みに悩んでいる方には、騙されたと思って買ってほしいおすすめの商品です。
鼻水・鼻詰まりの対策
どれだけ花粉による症状がひどくても、ヘルメットの中ではマスクを付けたくない。何よりヘルメットを被るときにマスクがズレるしムレそう。
と考えている方も多いと思います。
鼻栓にフィルターが付いた様な物も販売されてますが、それも嫌という人は、他の方法で解決するしかありません。
抗ヒステミン薬は2週間前から服用
アレグラ・アレロック・テザレックスなどの抗ヒステミン薬(花粉症を抑える薬)は、花粉が飛散する2週間ほど前から飲むと、アレルギー反応が少なく感じると言われています。
おそらく耳鼻科などで耳にしたことがあると思います。
筆者自身も、早く飲み始めた年・そうでない年とでは感じ方に差があると感じるため、毎年2月中旬には抗ヒステミン薬を飲んでいます。
筆者はこの後紹介をする手術をしていますが、
それに加えて低価格帯の抗ヒステミン薬を飲んでいます。
時間と費用が許せば手術
花粉症を完治・抑える治療・手術には、舌下治療・レーザー治療がありますが、これらは筆者には合っていないと感じていました。
症状を”確実に”緩和できて効果が続くほうがいい。
そんな時に見つけたのは”後鼻神経切断術”と”粘膜下下甲介骨切除”という、鼻水・くしゃみ・鼻詰まりを引き起こす神経・骨を切除して、症状を抑制する手術です。
手術と通院(術後処置・経過観察)に1ヶ月程かかりますが、半永久的にこれらの症状を軽減することができます。
筆者はこの手術を2020年に受けており、記事執筆時点の手術から2年が経過した今でも、鼻詰まりは一切無く、鼻水・くしゃみも大幅に軽減されたと実感しています。
全ての人におすすめできる手術ではありませんが、長年悩んでいるかたは耳鼻科で相談してみてはいかがでしょうか。
頭部のむくみ
筆者は花粉が飛散している時期、顔が浮腫んでしまう日もあり、長時間ヘルメットを被っていると頭が痛くなることがしばしばあります。
顎→こめかみの順で痛くなる;
この症状ばかりは薬などで対策できないため、ヘルメット側で対応をします。
ヘルメットの内装(チークパッドやセンターパッド)を1サイズ上の物を準備することで、顔が浮腫んでいても圧迫されずに済む他、サイズの調整が行いやすいヘルメット(画像)を使うことで対策ができます。
スギ・ヒノキ花粉×バイク:おすすめの対策まとめ
筆者がこれまでおこなってきた、バイクを少しでも快適に乗るための花粉対策を紹介しました。
花粉によって目鼻の症状が出ている状態で運転をすると、注意が散漫になってしまうだけでなく、くしゃみをした反動でハンドルを切ってしまったり、目を閉じることで前方車両に追突してしまうなど、事故を誘発することになってしまいます。
+αの対策で大きな効果が現れることも多いため、来年に向けてできる対策をおこなっていきましょう。
コメント